メリットや優位性はとても高く、一般的な鉄骨造に比べて安心・耐久性・強度・工期短縮・建築コスト削減はもちろん可変性までも実現した工法です。
仕上がった鋼材完成品JFEエコガイルは通常の溶融亜鉛メッキに比べて耐久性・耐食性が高く、その性能は塩水噴霧試験によって認められております。
主構造体に鋼材を利用し、それ以外の下地部材は鉄骨でも木造でもどちらも対応が可能であります。
強度に関しては構造体自体の強度に加えて、必要な個所に阪神大震災3回分のエネルギー吸収能力がある制振パネルを加える事で耐震性を大きくアップさせる事も出来ます。
これまでの一般的な鉄骨造だと柱を上階の同じ場所に配置しなければならない面があり、間取りの際に制約がありました。
しかし、本工法では通し柱のない梁通しの構造によって各階ごとに自由な設計が可能となっており、用途が階ごとに違う場合は特にメリットは大きいです。
重量鉄骨に比べて軽量となる事から基礎工事のコストが抑えられる事に加え、工期に対しても基礎工事による短縮だけでなく、溶接作業や加工は工場で行う事によって品質確保と同時に現場組み立て日数を短縮できます。
また耐火構造の認定も取得できている事で防火地域での建築に適しており、耐火被覆の吹付が必要な物件も不要に出来ます。
建築後の節約メリットとして、鉄骨だから損保費用も安く、シロアリ駆除費は0です。